Update:2014.12.03[Wed]Category : SURF

デューク・カハナモクではないハワイのもう一人の英雄

デューク・カハナモクはハワイの水泳選手でありサーファーとしてハワイを代表するアスリートであり、サーフィンを世界的に普及させた自分としてハリウッド映画に30本以上出演するなど、世界的に有名な過去のアスリートでありアクターである。ハワイのオアフ島のホノルルビーチで、彼の誇らしい像を目にした人も多いことだろう。

彼は1890年に生まれ1911年に水泳競技会で有名となり、1912年のストックホルム五輪、1920年のアントワープ五輪でもで100m自由形で金メダルを獲得、その後、活躍しながらも1968年に生涯を閉じた。

デュークがスイマーとして、サーファーとして、アクターとして活躍する頃、ハワイのマウイ島に生を受けた、もう一人の英雄がいた。それが、エディ・アイカウである。

1978年、航海カヌー「ホクレア号」の16名のクルーは強風と高波の荒模様の中での航海で転覆し遭難。クルーは全員無事だったが、身を呈してクルー達を救った筆頭は行方不明になり二度と帰ることはなかった。それがエディ・アイカウだ。

エディに敬意を表し開催されるサーフィンイベント「クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ」が今シーズンで30周年目を迎えた。

ハワイ・ノースショアで過酷な波がブレイクするワイメアで、波の高さがハワイ基準で20フィートに達すると、イベントが開催されるが、波のコンディションが要件を満たさず、コンテストは30年でわずか8回しか実施されていない。

近年の最後の開催は2009-2010シーズンで、グレッグ·ロングが勝利を獲得。今年も日本からは唯一、世界に認められる存在として脇田貴之プロが招待されている。

Eddie would go.
「エディなら行くぜ。」

彼のスピリットを表現したこのフレーズは、ハワイでは広く知られている有名な言葉であり、いまや世界中のサーファーのアイデンティティーでもあるのだ。


Quiksilver In Memory of Eddie Aikau 2014-15 [Teaser]


Who is Eddie? – Quiksilver In Memory of Eddie Aikau 2012-13

official site
http://quiksilver.com/surf/events/eddie-aikau/

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