山のガイドは大抵山の麓の田舎にすんでいること多い。そうなると冬前になると柿が嫌というほど手に入る。もう食べ飽きてしまうのだ。しかし、どんなに柿を食べ飽きていたとしても、冬準備の終わった山小屋に集まり薪ストーブを囲みながらこの「柿とクリームチーズのブルスケッタ」を食べることを楽しみにしている。それほど美味いブルスケッタ。
柿を食べ飽きた山のガイドが絶賛するこのブルスケッタを是非一度味わってもらいたい。もちろん山小屋でも作れるレシピなので、手間いらずで簡単。ほんの数分で出来上がるので材料さえ揃えればほぼOK!
材料はコレだけ。バケット、柿、クリームチーズ、カシューナッツ(またはアーモンド)、ミント、オリーブオイル、塩。
オリーブオイルを薄く塗ったフライパンに塩をほんのひとつまみだけ塩を振って、バケットの片面を焼く。この作業を省いてオリーブオイルを使わなくても、美味しい「柿とクリームチーズ
のブルスケッタ」はできる。特にデザート感覚で食べたいときはこの作業を省くのがオススメ。
片面が香ばしく焼けたらあとは材料を切って乗せるだけ。柿はさいの目に切りチーズの上に乗せたら、カシューナッツとほんの少しのミントを散らすだけ。最後にオリーブオイルを垂らしてあげると前菜にピッタリなブルスケッタになる。そのときは柿よりもチーズを多めに塗ろう。逆にデザートとして食べる場合は柿を多く乗せ、オリーブオイルは使わないほうがよりデザート感覚で楽しめるブルスケッタになる。
冬準備の終わった山小屋で寒くて辛いこれからの冬を待ち構える時期、このブルスケッタと薪ストーブがあれば山小屋の中は笑顔と火以外の暖かさであふれる場所となる。もちろん山小屋だけではなくどのような場所でもきっとこのブルスケッタが同じような空間を作ってくれるだろう。
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