コーヒーは何でも相性がいいのだけれど、サーフショップやアウトドアショップとはかなり相性がいいみたいだ。その理由はおそらく、癒されるコーヒーの香りは、サーフィンやアウトドアレジャーの刺激のあとにくる反動=アフターサーフの「究極のリラックス感」をさらにカームダウンしてくれるものとして最適だから。
家でその体験をしてきた各人が、今はカフェという空間の中で、コーヒーがリラックスやライフスタイルをコネクトしている、というのがここ最近のトレンドかもしれない。
写真はカリフォルニア・ハンティントンビーチからさらに南下したニューポートビーチにある、今人気のサーフショップ+カフェ「Daydream Surf Shop」。
サーフショップといってもアパレルやライフスタイルアイテムがたくさんあって、海が好きな人のライフスタイルショップ。ここにカフェが心地よく存在していて、地元の人やショップにやってきた人がゆったりと時間を過ごしていく。
コーヒーはサンフランシスコで第3の波といわれる新鋭コーヒーカンパニーの「Sight Glass」のコーヒー豆を使用。なかなか、チョイスもこだわりがある。
サーフィンの道具を売るお店から、サーフショップも、ますます生活に浸透していく表現が必要な時代なのかなと思う。
日本でも少しそんなトレンドが見えてきてはいるけど、ショップは「人が集まる」という観点では、売り物だけではなく、空間や同じ共感性をもった人と人を結び付けてくれる大切なTOOLとして、コーヒーは重要なキーワードではないか、とも思う。
■Daydream surfshop
http://daydreamsurfshop.com/
Think and words by Naoko Tanaka