Update:2018.07.16[Mon]Category : GOOUT

海の日によせるコラム


7月16日。日本国が制定する「海の日」に、この記事をよせる。

まず先の西日本での大雨によって亡くなった方のお悔やみを申し上げ、そして、被災者に対し何ができるかを誰もが行動し、考えてやまない。

自然とは時に残酷であり容赦なくその洗礼を受ける。一方で恩恵を受け生かされる。

「陰と陽」をあわせもつ絶対的な存在のもとに、人は存在する。

今日という日は、「海」に特化した単なる記念日ではあるが、日本は海に囲まれる海洋国であり、日本は水産業に支えられる国でもあり、一方、列島が地震のプレートの上に絶妙に位置する、いわくつきの場所にあること、近年の地球温暖化がもたらす海水温の上昇からくる異常気象など、今日という日が単なる「海の日」として、美しく豊な海を次世代へ引き継ごう、などと美辞麗句をならべるだけではなく、より具体的な行動を示し実行することが求められるのだと実感してやまない。

国土交通省や内閣総理大臣が「海の日」に寄せる言葉をみれば、当然、外交としての意味合いも盛り込まれていた。

海は水際。ニュースでも聞かれる言葉どおり、「海」は外国の防御エリアでもあり、外交の上ではさまざまな思惑のある場所である。海は時に危険な工場やエネルギー開発の拠点となることも、ふたたび認識する日である。

BLUERの理念は「MORE BLUE LIFE」というに理念により展開している。

それは 素敵なファッションブランドでもなく、自然のある環境のもとで生きていくことを考えるプロジェクトとして発足したものなのだ。

その1つとして、BLUERが作るハーフパンツは、自然のもとで生きるためのツール(道具)と定義している。

1、子供にとっては自然環境下で自然のパワーを学ぶための道具である

海に行くこと。プールに行くこと。つまり外で遊ぶことは危険も多いが、危機管理を養う機会ともなる。

2、成人は海で発散する

人はストレスとともに生きている。海水(塩)には浄化作用があり、それを受け入れる大きな海は、母のようなもの。吸収してくれる場所でもある。

海ではしゃいだり、沖に向かって叫ぶドラマや映画のシーンは、実に理にかなっており、本当に発散したものを海が吸収してくれるからだといわれる。エネルギーにあふれる若者が海に繰り出しはしゃぐのは、そのためである。だから、健康上は、ハーフパンツをはいて、どんどん海に行けばいい。

3、ビジネスパーソンに自由を

都会の灼熱の太陽のもでシャツにネクタイ、長いズボンに革靴で、汗をかいて走り回るビジネスパーソンには、ハーフパンツでのビジネスライフを提案したい。

働く誰もが、自然の陽射しと天然の環境のもとで、経済を作り上げている。農業や工業、サービス産業もIT産業も生物である人間が生み出す。

クールビズはとてもいい施策。しかし環境省の定めるクールビズの定義を見れば、第1段階としての「クールビズ」第2段階としての「スーパークールビズ」と2区分が存在し、ハーフパンツはどちらの区分でも服装としてふさわしくないとされている。

「スーパークールビズ」ではサンダルはTPOに応じてOKとされているが(いわゆる△)、なぜにハーフパンツが×となるのだろうか。短パンが好きなアメリカ人からすると、ナンセンスな定義らしい。

もちろんTPOにより服装は選べばよいのであり、日本のビジネスマンの窮屈さは、熱帯化している日本においては、酷な服装にほかならない。固定概念ではなくて快適な方がいい。BLUERは「トランクスビズ」を推進していく。

MORE BLUER LIFE-青空の下で遊ぶ

BLUERは海からはじまったプロジェクト。
そこから海だけにかかわらず「もっと青空の下で遊ぼう」「ともに自然を考えよう」と大きく自然をテーマとする。

日本のみならず世界に仲間を増やしていくことが目下の活動だ。いま。日本が変わっている。世界も変わっている。
これから何が起こるかは予測がたたない。

しかしこう考える。

常に自然の脅威と、その恩恵を感じながら野生の感覚を鈍らせることなく学んで、生きていくこと。

この自然のもとで、人間ができる唯一の行動なのではないだろうか。

words by Naoko Tanaka

SPONSOR LINK

BLUER SELECTOnline Shopping