旅(SHIFT)
旅が好きな人は多いと思う。
昨日、そんなことを考えていて、おもしろい導きがあった。
たぶん、人はそれぞれの旅をする理由があると思う。
知らない土地にいってワクワクするとか、買い物をするとか
いまや写真・ムービーを撮影してSNSで広めたいなど。
結局は”非日常を探しに行く”ことかな、とも思うのだけれど、
昨日やっていた自分の内的な潜在意識を見つめる作業は、自分も知らない自分の本質のあぶり出し。
意外と自分で自分が一番わからなかったりするから、その内観作業。
冒頭言ったけれど、面白い答えが出てきた。
それは、自分の「場所」を探すというもの。
この「場所」とは、『出生地』『現在の地』『未来の地』の3つのことで、たぶん、昔の写真によれば自分はあそこで生まれて育ってという記録写真があるし親もいるのだが、これはおそらく、違う。
おい!なに言ってんだ、という話かもしれないけど
そうそう、たぶん、自分はそこに生まれたことは1つの事実としてありそうではあるが(いやいや本当に違うんじゃないか、というレベルの違和感があって)、
『出生地』は他にありそうなんだよな、ということで戻るべき場所のサーチと、『現在の地』としてどこがふさわしい、またはフィットするのかという今への興味と、『未来の地』がどこにあるのかな、、というサーチ。
わたしにとって「旅」は一人がここちよい。
過去に友と旅にいったときに、そこは夜景の有名な都市で「夜景を見に行こう」といわれ、普通なら、ちょっとでもお付き合いすればよいものを、洒落にも夜景には微塵も興味がなくてお断りしたことがある。
目的の違う友と旅をするとは、世界でもっとも悲劇的なことだ。
いやいや、悲劇だったのだといっているのは、その友達の方であり、わたしはマイウェイをゆく。
旅とは。
私にとり「非日常を探しに行く」のとはおそらく真逆な、「時間軸を超えて自分の地を確認する行動」という、、オハナシ。
皆さんにとっての旅はどうでしょう。
WORDS & PHOTOS BY NAOKO BLUER TANAKA