今日は裸足でいることは健康にイイという話ではなく、裸足でいると直観力が冴えるという話をしてみる。
よくよく考えると、この人間界で、外で裸足でいる状況があるかを考えると、実はあまりない。街のアスファルトを裸足で歩くなど考えられないし、アウトドアでも山道は木や石、虫がいっぱいいるために、むしろ重厚な靴をはく。
となるとビーチでの裸足は、けっこう貴重な体験となる。
春や秋の砂浜の気持ちよさといったら、この上なく幸せ感があるのだ。
で、この裸足は健康にイイというハナシではなく、今日は、人間=野生が働くという話。
コナンがいるではないですか。そう未来少年の古い方のコナン。彼はいつも裸足で駆け回っている。昔はいい時代でしたな、といってもコナンの時代にも靴はあったから、コナンは原始的に裸足で活動している。
裸足だと、どうなるか。
直観が「直列」におりて、抜けていくんです。
そうそう、ここからがますます非科学です。
よく「あれ?これどうなってたっけ?」と急に何かをふと思い出す。あれは不思議な現象で急に降りてくることがあると思う。直感が。
または「ここは危ない」「あれは怪しい」と危機回避能力が働く。これは野性の感とも言う。
そう、降りてくる。直感。危機回避能力。
脳のちょうど真上の「百会(ひゃくえ)」のあたり。このツボの由来を調べてもわかるように神経が集結しているところに、スコンと指令が来る。そして「直列」に背骨を抜けて2本の足に抜けていく。
このとき、天然の土とか砂など”自己浄化能力”のあるものは抜けやすい。バチンと決まる。
この状態から遠ざかるほど、鈍感となっていく。ヒトがヒトらしくなくなる。
未来少年コナンは常に裸足で活動し、あらゆる敏感さをもって生き抜いている。そしてビーチにいると、人はコナンと同じで、自然のなかで直列に直感が降り動物的に”ヒト”として生きることができる。
人がなぜビーチに魅了されるのか、の新しい解釈。
それは健康でいられるというのはそうだが、もう少し深掘りして説明すると
「太陽の光を浴び風を感じ、裸足になってボーっとしていると、直観力を治癒してくれる、回復させてくれる」。
いまの時代。
この世は解明されていないことの方が多い。宇宙の中で解明できていることなんて1%にも見たいないのだろうから、この直感の話も、きっと正しい。
そしてビーチというのは、実に貴重な場所だということを、最後に記載しておこう。
Naoko BLUER Tanaka
田中菜穂子(BLUER)