Update:2026.07.25[Sat]Category : SURF

もう、とっくに過ぎた「波の日」の話

そういえば、7月3日の「波の日」。いまもしっかりと後継者の方々に受け継がれ、守られているようで、とても嬉しく思っている。

ただ、制定した本人として、ひとつだけアップデートしたいことがある。
7月のうちに備忘録として残しておきたい。

当時、私は当時の波情報「なみある?」の仲間と、この日に、

7月3日「波の日」― Surfers’ Day ―

というサブタイトルをつけた。

けれど、いま思えば、これは少し違っていた。

7月3日「波の日」― Wave Day ―

本当は、こうするべきだったのだ。

「波の日」の“波”は、もちろん海の波を指している。
けれど、自然界に存在する波は、それだけではない。

私たちの目には見えないけれど、そこには電磁波という、もうひとつの偉大な波がある。

電磁波とは、電気と磁気の変化が、空間を波として伝わっていくもの。

電波(ラジオ、テレビ、携帯、Wi-Fi)
マイクロ波(電子レンジ、レーダー)
赤外線(熱、リモコン)
可視光線(人間の目に見える光)
紫外線
X線
ガンマ線

これらはすべて、電磁波である。

つまり、光も電磁波。
太陽から届く光や赤外線もそうなのだから、電磁波はもともと自然界に存在している。

19世紀、ドイツの物理学者ハインリヒ・ヘルツ(Heinrich Hertz)は、電磁波の一種である電波の存在を、実験によって証明した。

そう、周波数の単位として使われている、あの「Hz(ヘルツ)」。

海の波と並んで、電磁波は、私たちの社会を支える偉大な「波」だ。通信、放送、医療、計測、製造――その応用は、あらゆる工業や産業の礎になっている。

そしてひとつ、言っておきたいことがある。

電磁波を、まるで人間が生み出した有害物質のように敵視する人がいる。けれど、それは少しお門違いだ。

電磁波は、もともと自然界に存在する現象である。
人間が発明したのは、電磁波そのものではない。その存在を発見し、性質を解き明かし、通信や医療、計測、製造へと応用してきたのだ。

その見えない波を捉え、社会を動かす力へと変えてきたことこそ、人類の偉大な叡智だと思う。

そう考えると、「波の日」は、サーファーだけの日ではない。
海の波を愛する人にも、電磁波によって支えられる社会に生きる人にも、大いに関係する日なのだ。

もし「波の日」が、日本のサーファー約100万人に知られる日だとするならば、

7月3日「波の日」― Wave Day ―

こう更新した瞬間、その対象人口は、一気に8,000万人くらいまで広がる。

たぶん。笑

そう考えると、「波の日」は、思っていたよりずっと、ずっと、大きな日である。

by N.Tanaka

#なみある? #波の日

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