
そういえば、7月3日の「波の日」。いまもしっかりと後継者の方々に受け継がれ、守られているようで、とても嬉しく思っている。
ただ、制定した本人として、ひとつだけアップデートしたいことがある。
7月のうちに備忘録として残しておきたい。
当時、私は当時の波情報「なみある?」の仲間と、この日に、
7月3日「波の日」― Surfers’ Day ―
というサブタイトルをつけた。
けれど、いま思えば、これは少し違っていた。
7月3日「波の日」― Wave Day ―
本当は、こうするべきだったのだ。
「波の日」の“波”は、もちろん海の波を指している。
けれど、自然界に存在する波は、それだけではない。
私たちの目には見えないけれど、そこには電磁波という、もうひとつの偉大な波がある。
電磁波とは、電気と磁気の変化が、空間を波として伝わっていくもの。
電波(ラジオ、テレビ、携帯、Wi-Fi)
マイクロ波(電子レンジ、レーダー)
赤外線(熱、リモコン)
可視光線(人間の目に見える光)
紫外線
X線
ガンマ線
これらはすべて、電磁波である。
つまり、光も電磁波。
太陽から届く光や赤外線もそうなのだから、電磁波はもともと自然界に存在している。
19世紀、ドイツの物理学者ハインリヒ・ヘルツ(Heinrich Hertz)は、電磁波の一種である電波の存在を、実験によって証明した。
そう、周波数の単位として使われている、あの「Hz(ヘルツ)」。
海の波と並んで、電磁波は、私たちの社会を支える偉大な「波」だ。通信、放送、医療、計測、製造――その応用は、あらゆる工業や産業の礎になっている。
そしてひとつ、言っておきたいことがある。
電磁波を、まるで人間が生み出した有害物質のように敵視する人がいる。けれど、それは少しお門違いだ。
電磁波は、もともと自然界に存在する現象である。
人間が発明したのは、電磁波そのものではない。その存在を発見し、性質を解き明かし、通信や医療、計測、製造へと応用してきたのだ。
その見えない波を捉え、社会を動かす力へと変えてきたことこそ、人類の偉大な叡智だと思う。
そう考えると、「波の日」は、サーファーだけの日ではない。
海の波を愛する人にも、電磁波によって支えられる社会に生きる人にも、大いに関係する日なのだ。
もし「波の日」が、日本のサーファー約100万人に知られる日だとするならば、
7月3日「波の日」― Wave Day ―
こう更新した瞬間、その対象人口は、一気に8,000万人くらいまで広がる。
たぶん。笑
そう考えると、「波の日」は、思っていたよりずっと、ずっと、大きな日である。
by N.Tanaka
#なみある? #波の日
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